プロジェクト参画メンバーのSuita SSTへの想い
(第9回:興和株式会社)

① Suita SSTにおける役割

Suitaサスティナブル・スマートタウン協議会のウエルネスWG 健康サービスSWGのメンバーとして、Suita SSTにおけるウエルネスのコンセプトである誰もが健康で心ゆたかにくらしつづけられるまちを実現するために、生活者のメディカルケア、ヘルスケア、セルフケアを総合的にサポートするサービスを組み込み、新たなネットワークを構築することで、生活者のWell-beingを多職種でシームレスに支えていく仕組みを提供します。

 

② Suita SSTにおける具体的取組み、 これまでにない挑戦、拘り

興和株式会社のインテグレイテッドヘルスケア事業の一環として、Suita ヘルスケア・スイート・トライアル(仮称)というサービスの提供を通じて、「人生100年時代」を見据えた健康増進サポートを行います。Suita SSTの住民の皆様に、パーソナルヘルスレコードの管理環境を提供し、住民の皆様の健康状態の「見える化」を実現します。また、吹田健都地域医療連携サービスとして、Suita SST内の医療モール、吹田市民病院、国立循環器病研究センター等との連携により、日常診療から病診連携による高度な医療に加え、最新の医療技術へのアクセスを可能とすることを目指します。さらに、パーソナルヘルスレコードに基づくSSTヘルスケア連携サービスとして、Suita SSTパートナー企業とも連携して、住民の皆様の個々人の状態に応じた健康増進、疾病の発症予防・進展抑制、行動変容をサポートするサービスを提供します。Suita SSTは、生活者のメディカルケア、ヘルスケア、セルフケアを総合的にサポートするサービスを地域住民の皆様に提供させて頂く最初の機会であり、Suita SST発、日本初の新たな時代の先駆けとなるまちづくりに挑戦します。

 

③ Suita SSTをどういった街にしていきたいか

Suita SSTの住民の健康増進を可能とするだけでなく、環境資源・教育・政治・経済など大局的・客観的な視点に立って、地球規模の課題解決の実現につながるような街にしていきたいと思います。そのために、Suita ヘルスケア・スイート・トライアル(仮称)を通じて、「住むことで健康になり、住むことが健康に貢献できるまち」を目指したいと思います。

 

④ 最後に

興和グループは行動憲章に従い、健康的で豊かな暮らしと持続可能な社会づくりに取り組んでおります。その一環として、生活者の健康寿命延伸および疾病等の予防対策へ貢献する「日本型セルフケア」を推進し、一般社団法人 日本セルフケア推進協議会とも連携し、生活者が安心して暮らせる地域社会や社会保障制度の継続を目指した取り組みを行っています。

 

Suita サスティナブル・スマートタウン協議会 理事
興和株式会社
執行役員 医療事業部セルフケア推進室 室長 市原 輝夫

※敬称略、所属役職等は寄稿当時

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