プロジェクト参画メンバーのSuita SSTへの想い
(第15回:株式会社阪急オアシス)

①Suita SSTにおける役割

阪急オアシスは、エリア生活者への新しいライフスタイル提案型SC(ショッピングセンター)を創造します。「地域共生」「健康」「多世代居住」という、タウンテーマとのシナジーを創出する為、「健」「医」「学」「食」4つの編集軸で世代別提案型テナント様と融合し連携を図ってまいります。また、「食と健康」を軸とした多世代が共生できるSCを目指します。

 

②Suita SSTにおける具体的な取組み

阪急オアシスは、‘リアル’と‘デジタル’を融合させた総合的な健康増進サポートを実現します。‘リアル’な取組みとして、スーパーマーケット内で、商圏顧客の食に関する関心事のコーナー化、アレルギー配慮食品やアレルゲン不使用の簡便チルド商品・菓子、オーガニック野菜などの安心安全な商品、産地直送の新鮮な生鮮品、健康配慮型の乳製品なども提供します。また、タウン内スペースを利用して、健康増進・コミュニティ促進につながるイベントを開催します。阪急オアシスは、生産者様イベントやキッチンカー催事、料理教室・セミナーなどを計画しております。また、テナント催事として、お子様対象の運動イベント、職業体験イベント、高齢者向け健康セミナー、健康相談会、親子で参加できるシューズ磨き教室、子ども向けプログラミング教室等、老若男女ご参加頂ける楽しい催しを計画中です。加えて、吹田市様の健康イベントとも連携をとってまいります。これらのイベントは、阪急オアシスのミニアプリで告知展開いたします。

一方、‘デジタル’な取組みでは、オープニングイベントとして、健康増進アプリと連携した実験的プロモーションを実施し、その後のサポート活動に活用します。吹田市様、国立健康・栄養研究所様とのデータ活用連携を通じて、市民の健康増進の貢献につなげていきます。

 

③Suita SSTをどういう街にしていきたいか

共生の実感・喜びを感じて頂ける街にしたいと考えています。「買う」「食べる」「住む」だけの街ではなく、上記取組みを通じて、「集う」「学ぶ」「知り合う」といった付加価値を提供し、『「それぞれ」が「それぞれの場所」』から『行ったり来たり毎日が楽しい』街にしていきたいと考えています。

 

Suitaサスティナブル・スマートタウン協議会 理事
株式会社 エイチ・ツー・オー食品グループ
取締役専務執行役員 松元 努

※敬称略、所属役職は寄稿当時

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